名湯・秘湯は、まだあるか？

温泉がまだブームになってなかったころ、
名湯といわれた温泉地にはそれなりの雰囲気が漂い、
秘湯といわれた温泉地への交通の便は、とても不都合であったように思います。
苦労の末にたどり着いた秘境地の湯は、それは価値がありました。

新幹線が日本列島を縦断している現在、交通の便は改善され、秘境といわれた温泉地へのパック旅行や団体旅行が企画され、経済効果がもたらされたようです。
宿泊施設の改善やら、個室つき露天風呂の増設など資本をかけた秘境の温泉旅館も多かったことでしょうね。
温泉ブームを仕掛けた人たちが一番喜んだでしょうね。
改善された旅館やホテルや露天風呂を利用客が喜んだのはもちろんです。

とまあ、そんなわけで「秘湯」は、少なくなったのであります。

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